今間メリヤスのニットについて

当工場は、主にニットソーと呼ばれる、編地を裁断・縫製して仕上げるニット製品を手掛けています。

たとえば、シャツやジャケット、パンツなどの布帛製品、カットソー(Tシャツなどのジャージ素材で、丸編みと呼ばれるもの)は、生地を裁断・縫製しますが、同様に、ニットソーも編機で編みたてた編地をハサミで裁断し、ロックミシンや本縫いミシンで縫製します。

ニット=セーターでなく、《 ニット=服 》 の概念で作っています。

編地の特徴、性質を生かしながら、また、パターンや縫製によるシルエットで表現しながら、フルアイテム(アウター、ジャケット、ブルゾン、ワンピース、スカート、パンツ。プルオーバーやカーディガンはもちろん)を手掛けています。

また、近年は加工に力を入れています。ソーピングや縮絨、強縮のほかに、素材と溶剤、編地と風合いの研究を重ね、肌触りやヌメリといった、長く愛用して頂くための満足度の追究もしています。

当工場では、編立から出荷まで、もちろん加工も、すべての工程を自社内で行っています。

手間がかかっても自社内で製造を行うこと、外部に委託せず、技術・ノウハウの習得をし続けること、また、目の行き届く製造、顔の見える製品、自信を持って提供できることを誇りとしています。

▼工場内部の様子です。

編立、裁断、縫製、リンキング、まとめ、セット、最終出荷まで、

工場内ですべての工程を一貫して行っています。